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ベルコリーヌに関わる「マンション崩壊」を読んで 

本BLOGは単に「マンション崩壊」を読んだ感想を述べたものですが、あまりにも生々しい事実が極めて正確に書かれていたため、BLOGを書いてから1ヶ月ほど公開せずにおりました。しかも「都市機構マンション、耐震強度「基準の58%」 の報道が2006年6月2日付けで全国紙に出たため、アップする時期を逸してしまいました。しかし、書かれているレポートは一住民として無視はできない事実であり、「マンション崩壊」の内容を広く知ってもらうことで、2度と同じような問題が引き起こされないことを願ってBLOGアップすることにしました。



世間を震撼させた耐震偽装マンション事件は、起こるべくして起こった──。という過激な宣伝コピーで始まる山岡淳一郎著の「マンション崩壊」を一当事者の住民として読んでみました。
同姓のジャーナリスト山岡俊介氏も同じマンションの問題をサイトで何でも取り上げており、この大規模な46棟の瑕疵問題はすでに国会レベルの問題となっています。

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マンション崩壊の本

過激の宣伝コピーとは裏腹に、内容は事実に沿って客観的に書かれており、当事者にしかわからないような詳細の事実までもが紹介されているのには驚かされます。
実際、この問題の春団地と公団との10年にわたる闘争の当事者(管理組合側)たちは、自分の生活を犠牲にしてまで、官僚組織の公団と粘り強い話し合いを続けてきました。その一方で、公団と住民と狭間で住民からの理解を得られず、何度かの大規模修繕や転居、そして建て替えに至るまで乗り切った管理組合の活躍は、ProjectXの主人公たちを彷彿させる描写で語られています。

しかし、この旧公団の史上最悪といわれる欠陥工事の事実をマンションの資産価値を守るために、情報漏洩を懸念して管理組合が閑古令を出して、住民はそれに応じて欠陥マンションに関する口を閉ざしたとされる点だけは、一住民の視点として違和感を感じえませんでした。
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大規模修繕で以前と少しイメージが異なった?

バブル期、何十倍、何百倍もの超人気物件であった公団マンションに当選し、喜び勇んで入居した夢のマイホームが、入居当初から雨漏りに悩まされ、その瑕疵に対して旧公団がのらりくらりと住民軽視の対応をしたため、問題が先送りにのまま放置されました。そしていざ10年目の大規模修繕で、あまりにもお粗末な建築工事が露呈し、そこから長い戦いが始まったのです。
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長い工事の始まり

個人的には、早くその当事者の責任を問い、姉歯事件のように処罰が明確になった上で、瑕疵問題の決着をみたいと考えていました。しかしながら、旧公団では誰も責任は問われず、しかも都市再生機構になった組織は、ほぼ同時期に建てられた同レベルのマンション群であるのにも関わらす、6つの管理組合に対して横の連携を回避する目的なのか、管理組合別に瑕疵問題を対応しました。ブロックにより施行会社が違うので、一概に全てが同等に瑕疵があるとは言えないは事実ですが、その結果、修繕、建て替え、もしくは協議拒否と管理組合によって結果が異なっています。同じベルコリーヌ住民としては、同じような瑕疵問題に直面しながら、都市機構の対応が異なるのは釈然としない思いがあります。

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最近のベルコリーヌ俯瞰写真

ベルコリーヌ(美しい丘の意)の住民の多くは、マンションの建物そのものの価値だけではなく、全体の環境を気に入って購入したとよく話します。
イタリアの古都アッシジの丘をイメージし、1人のマスターアーキテクトにより全体設計を行なわれたコミュニティは、もはや同等のものが開発されるのは困難と思われるほど、街全体の色使いや自然との調和、そしてそれぞれの棟(マンション)のデザインが考えられたものです。つまり、マンションの一室を購入するというより、コミュニティの一員になるための住戸購入というほうが近いと思います。
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参考:4トラベルのアッシジ観光

竣工後15年も経過して、確かに高齢化の波はベルコリーヌにもありますが、もともと2世帯で住めるくらいの広い間取りが多いため、若い世代の人たちも少なくはなく、いずれ彼らが家族となって住み始めるのは近いと思います。

住民はこの住環境に誇りと愛着を持っていますし、瑕疵問題で仕方なく転居した家族があるものの、6年以上の仮住まいにお耐えて、美しい丘に戻る日を待ちわびる住民のほうが多いのは事実です。
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分譲時のベルコリーヌ

まだ継続中の一部の棟の瑕疵問題も、都市再生機構は、政治家、もしくは世論、マスコミなどの外圧でもない限りなかなか考えを変えません。都市機構は大勢の専門家を擁して一管理組合に対応するわけですが、建築家の専門でもない集まりである管理組合は、交渉の時点で不利です。しかしながら、愛着ある街が本来あるべき姿に戻して欲しいという気持ちは絶対に揺らぎません。

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コメント

Re: 大京の仲介、ライオンズマンション

ベルコリーヌの管理事務所は13街区の2号棟1階にあります。まずはそこに行き管理人さんに話を聞くのはいかがでしょうか?
当団地は補修工事の際に、理事会と瑕疵対策特別委員会が毎月工事現場を視察しました。長い期間の交渉過程でしたが、他団地の例と比較して、私見ですがかなり十分に補修されたと思います。ただし、内装、外装とも見た目は新築ですが、原則築20年ほどの中古建物である点を認識されたほうがよいと思います。

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