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4月1日(土)午後10時にNHKで気になる放映が 

「それは姉歯元一級建築士らだけの問題ではない、以下略)と、番組のWEBサイトの説明を読む限り、南大沢とは関係のない話のように見えますが、本番組は多摩ニュータウンの旧公団の某マンションを、構造計算とは違う視点で取り上げています。実際、NHKの番組と言っても、ニュース番組やドキュメンタリーではなく、姉歯問題に端を発した建築業界に関わる問題を、その被害者であるマンション住民へ影響を、専門家の意見を交えて建築業界の問題点を提起するという趣旨のようです。
これは取材に来られたNHKの番組ディレクターの説明の受け売りですが、恐らく業界のこれまでの慣習が偽装問題や施工不備を引き起こす背景を論じるようなこれまでの切り口とは違う番組になるのではないかと期待しています。

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番組の趣旨を噛み砕いて考えてみると、医学会で最近「インフォームド・コンセンサス」のように、医者が患者にできるだけ本人の病気の状態を知らせる情報開示がだんだんと当たり前になってきています。
マンションなどの建築物は、これまで設計図や構造計算書が購入者に開示されることはありませんでした。しかし、偽装構造計算問題がきっかけに耐震性の問題を確認するため、構造計算の開示要求が昨今高まっています。つまり、「インフォームド・コンセンサス」のように、マンションにも情報開示の必要性がますます重要になってきているのだと思います。

言い換えれば、情報の開示が十分に為されないゆえ、責任の所在もはっきりせず、建築業界で構造計算や施工の偽装が行われてきた一因になったとも考えられます。建築業界はもともと偽装などあり得ないという性善説に立った上での検査システムでしたから、今回の事件でその前提は覆ってしまいました。

また、民主党の保坂議員が、当マンション問題を国会でもよく取り上げ、BLOGでもその国会の様子や議員の考えを紹介しています。彼の追求によると、当マンション問題を起こした都市再生機構の組織の問題点として、責任者不在の点を糾明しています。今日の建築業界の端的な一例なのかもしれませんが、当マンションに限って言えば、都市機構は施工業者の責任と言い、施工業者は機構の指示通りに建築したと主張しています。しかし、施工監理は都市機構と関係が深い2社が担当していましたので、そこでは馴れ合いから責任の所在が明確でなかったのではないかと考えられます。

余談ですが、NHKのディレクター氏は、私がイメージしていたTV番組ディクターとはよい意味でかなり違いました。ひとつは番組制作者には珍しい女性であって点もありますが、かなり建築業界を事前に勉強されていたようで、番組の対する姿勢がとても真摯だった点です。
NHKのETV番組と言えば、“番組に対して政治家介入疑惑”がニュースで取り上げられことがあり、それほど昔のことではありません。言い換えれば、それだけ影響力がある質の高い番組と言えるのでしょう。

番組の内容まで、”事前に開示”してもらったわけではありませんが、取材協力をしたなかからいくつか教えてもらったのは、構造計算の専門家今川教授の視点で、旧公団の施工問題を追っていく。そしてその犠牲者とも言える住民の生活から、起こった問題の根本的な原因を探るといったところでしょうか。
45分の番組中、約10分ほどの映像ですが、南大沢住民にとっては決して人ごとではない話であると思いますので、是非ごらんになってください。
放映時間:4月1日 午後10時より NHK教育 3チャンネル

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