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相模原市行政の廃プラ圧縮に対する認識度 

公式サイトで紹介されている相模原市のゴミの中間処理施設レポートでは、いくつかの気になる市職員の発言があります。

例えば
廃プラ圧縮処理で有害物質が出る危険性は?
温度差が2?3度ということは、組成変化するほどの熱ではない。それより、お菓子の外装を作る過程のほうが、550度以下で溶かして作るので、よぽど危険と思える。
そもそも、容器包装リサイクル法に基づいて、圧縮し、各自治体のごみはそこで処理することが責務になっている。既に国内800数箇所で稼動しており、問題が起きたということは聞いていない。


担当者がプラスチック圧縮処理における化学物質の排出に関してあまり知識も情報も持っていないような発言に聞こえます。

相模原市は廃プラスチックについての試験稼動が終了後、今年の10月より本格稼動に転じ、全市を対象とした回収を開始。宮下(清和サービス)と田名塩田(株式会社ジーエー・リサイクル)の2箇所で相模原市全域の廃プラの中間処理を行うようです。
予定処理量は平成22年度予測でペットボトルが1930t/年、廃プラが5890t/年で、各施設半分づつ中間処理する計算でかなり膨大な量と言えます。
両地域とも工業地域のため、周辺住民からの反対は出ていないようですが、杉並中間処理所における被害が半径6kmと言われたことを考えると、町田市小山が丘の建設計画予定地と同様な危険性が多摩境から南大沢周辺でも起こりえる可能性があります。

Google Earthで探した宮下地区の工業団地を衛星写真で見る限り、周りの住宅地が結構存在するのがわかります。

20060204015057.jpg
相模原市宮下(みやしも)工業地区

もうひとつ気がかりなのが、施設の排出ガスに対する対策です。対策というより、なにもしていない点です。

見学者の質問に対する回答で、市の職員が10月の本格稼動では、脱臭フィルターを取り付けるという発言がありますが、これも臭い防止を目的としており、化学物質の放出を減少させる点には留意されていないようです。
特に、レポートでも記載されている中で注視すべきは、市の安全意識が低いのか、現在はごみ処理施設を開放にしたまま試験稼動することを許可している点です。実際に、見学に行った人からは、臭気に絶えられず10分間滞在するのが限界であったとか、多量の消臭剤が撒かれていたなどの話もありました。

多摩境から宮下工業地区の直線距離が2kmくらいであることを考えると、仮に廃プラスチックの圧縮処理により化学物質が放出された場合、単なる異臭騒ぎにとどまらず、何年後には化学物質過敏症の被害者がでることだって予想されます。これは単に廃プラ問題に神経質になっている私個人の杞憂なのでしょうか?

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南大沢、多摩境から宮下地区までの位置関係

幸いと言うべきか、市の担当者の発言を聞く限り、単に問題意識が希薄なだけとも取れますので、近隣住民からの市への要望があれば、行政側で対策を施すように思えます。

やはり、相模原市に安全性を尋ねてみるのが最初の一歩かと思います。

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