寺田町田市長の廃プラ問題発言と市民50人の直接抗議
11月22日のNHK報道に関する記事でも書きましたが、ニュース最後の締めで「町田市は計画通りに勧めていくことは出来ないと判断している」とコメントされていました。この内容はインタビューを受けた鬼頭清掃事業部部長の発言とも取れますが、それは事業責任者である寺田市長の考えの表れと見ていました。
しかしながら、11月24日の記者会見で寺田市長は(読売新聞報道)、「法により、廃プラスチックは別途処理しなければならない。住民の心配は分からなくもないが(計画は)やらざるを得ない」との見解を示し、また、場所についても「町田は住宅都市で、建設できる場所は限られている。望めるとすればこの地域しかない」と述べています。
11月25日の読売新聞報道
つまり市長は自分が任期を終わる前にこの問題のケリをつけるという意思は明らかで、近接の八王子市の第1種低層住居専用地域を全く無視して廃プラ施設を建てようとするしているわけです。
さらに、町田市は市広報の12月1日号と一緒に施設の安全性や必要性、これまでの経過をまとめた特別号を全戸配布するとしています。もしこれまでに2回行われた市の説明会で話された住民にとってはまったく納得できない安全性に関する焼き直しであれば、なんの意味があるかわかりません。
町田市寺田市長
11月25日午前に廃プラ施設建設反対運動の有志約50人が市長との対話を求めた面会に出向きました。しかしこれまで同様、市長は相変わらず一分たりとも面会に応じなかったようですが、密着取材しているTBSとTV朝日のカメラが、寺田市長が住民との対話を無視して施設建設を強行している事実をしっかりと捉えていました。今後のテレビ報道で市長の住民無視の市政が明らかにされるでしょう。(詳しきはこちらでレポートされています)
最後に市長抗議の後に行われた署名活動は、廃プラ施設建設問題がまだ多くの町田市民に認識されていないようで、無関心な人が多くなかなか署名が取れなかったとの報告がありました。しかし一方、既にゴミ減量化に個人で取り組んでいる人や高校生たちの激励もあったようです。
次は11月13日の南大沢における住民集会よりさらに大規模な町田市における住民集会を行う必要がありそうです。
- [2005/11/26 07:21]
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ひどい人たちですね
ここで反対している人も
プラスチックごみを出してるわけですよね
なぜ自分たちで責任を負わないのでしょう。
郊外にしわよせがきてる事実をご存知でしょうか?
自分さえよければ良い。
そういう反対運動であることに気付いてください。
寺田市長の退職金を業者への違約金に回す提案、大賛成です。
これは、明らかに市の当局者の業務遂行に過失があったために生じている問題です。そのために町田市民、東京都民の税金を無駄に使われたくないです。
町田市長の最後
>>つまり市長は自分が任期を終わる前にこの問題のケリをつけるという意思は明らかで
次の市長が計画を白紙撤回したら、寺田市長の退職金を返還してもらって、業者への違約金に回して欲しいほどです。
無責任な決定を止める方法はないのでしょうか?
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