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ガルブレイスの「ゆたかな社会」を実現した南大沢? 

今年亡くなった米国の著名な経済学者ジョン・ケネス・ガルブレイスが、「1958年に発表したベストセラー『ゆたかな社会(The Affluent Society)』(岩波現代文庫)で、米国に代表される先進国は、1958年に貧困が常に人々の生活につきまとう「暗い窮乏の時代」からついに抜け出て、「ゆたかな社会」に到達したと述べている。」というWEB記事を読みました(ロバート・シラー=米エール大学教授記)。

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写真出典BBC

この記事の中で興味深かったのは「人びとは自分が何を欲しているのか分からなくなるほど、時代は大きく変わっているのだ。広告やセールスマンに語りかけられ、詳しく説明をされて、初めて何が欲しいのかはっきりするほどなのだ。広告やセールスマンの仕事は現代の職業の中で最も重要で、技能を要求されるものになってきている」(『ゆたかな社会』より)。 というくだりで、では実際はどうなったかという結末です。

では本当にわれわれはセールスマンに言葉を信用して、広告やセールスマンが薦める商品をたくさん購入したのでしょうか?

調査データは米国のものですが、米国民は今日、1950年代と比較して1人あたりのGNPが3倍になったその余裕分を、結局、医療費、住宅、交通費などにつぎこんだとのことです。具体的には、「1958年と2005年の米商務省データを比較し、計算してみると、米国人はこの期間に増えた収入の27%を医療費に、23%を住宅、12%を交通費、10%を娯楽、9%を個人事業につぎ込んだことが分かった。」と報告されています。

GNPが米国についで高い日本も恐らく同様の傾向だと思われます。つまりわれわれは、健康維持、自己所有の住宅、そして娯楽に多くのお金を割いているのでしょう。日本人的な嗜好としてはこれにブランド好きが加わりますので、ショッピングも娯楽の前か後に来るくらいの比率だと思います。

では何故このような記事を引用したかと言いますと、南大沢がある意味で、「ゆたかな社会」を実現した米国の平均的状況と似ている部分があるからです。

例えば、自己所有の住宅として南大沢は、都内でも平均居住スペースがかなり上位に来ます。具体的に言えば、過去10年間に売り出されたマンションは、チラシ等を見てきた限り、どれも100平米近い広さです。これは全国平均が70平米台を考えると、しかも都心から1時間弱の距離を考えるとかなりの広さです。多摩丘陵地帯を東京都と国が開発したため土地の余裕があったとはいえ、これだけの平均居住空間を有する都内近郊の住宅地はほとんどありません。

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参考:南大沢レジデンスの間取り

次に健康維持です。病院の数は各コミュニティ(団地)に必ずひとつクリニックがありますし、駅前にはパオレとフレスコ南大沢にクリニック専用フロアーがあります。加えて年内オープンのフォレストモールにもクリニックフロアーが用意されています。大型病院としては多摩南部地域病院(多摩センター)や日本医科大学付属病院(永山)があります。ともに評判がよい総合病院です。
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多摩南部地域病院

娯楽面では、成田?南大沢間のリムジンバスが運行開始されたように、仕事にせよ娯楽にせよ海外旅行の需要は高いのでしょう。また、南大沢のほとんどのマンション、団地の駐車場は平置きタイプです。その分、所有されている車もミニバンタイプの大型車が多いのが目立ちます。
また、2007年いっきに2つのスポーツジムがオープンします。今年までは、近隣駅の堀の内、多摩センター、そして橋本には民間のスポーツジムがありましたが、ここにきて南大沢に2つの大手ジムが出来るのは偶然にしては驚きです。

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募集中の東急スポーツオアシス


最後に、もうひとつ最近のニュースで興味深いデータがありました。
「住まいは生活の基本。快適な住まいづくりにお金をかけたい」と若い消費層が考えてくるのは、南大沢に住んでいてよくわかります。最近南大沢で販売されたマンションのインテリアを見に行くと、いずれも豪華というよりお洒落で、デザイン嗜好が高くなってきています。また、IKEAに行くと(体験記)、インテリアデザイナーごとに創られた部屋の家具の選択は、トータル・コーディネーションによる従来の単発で家具を揃える住まい作りとは明らかに違うのがわかります。注:IKEA港北店が新横浜からシャトルバスで行けます。

25?34歳層は、趣味より住まいにお金をかけたい2006/11/02

 積水化学工業住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所は、「団塊ジュニア世代(1970?74年生まれ)」「団塊ジュニアネクスト世代(1975?79年生まれ)」を中心とした若年層の暮らしや住まいに関する意識調査を行った。

 「住まいは生活の基本。快適な住まいづくりにお金をかけたい」と考えている人は、全体の51%。「住まいよりも趣味や遊びにお金をかけたい」の14%を大きく上回った。「どちらでもない」は、35%だった。
また、「家づくりは注文住宅など自由設計にこだわり、ひとつひとつ自分で決めたい」と考えている人は、45%だった。「ある程度完成している分譲戸建て住宅やマンションなどの中から好みのものを選びたい」と回答した人は21%と、注文住宅志向の回答者より少なかった。
さらに、「住まいは徐々に自ら手を加えるなどして楽しみたい」と考えている人は44%。「購入後はあまり手をかけたくない」は23%だった。
同研究所は、「団塊ジュニア世代および団塊ジュニアネクスト世代は、家づくりや住まいづくりに対してこだわりがあり、なるべく自分でかかわりたいという傾向が強い」と考察している。
調査対象は、首都圏、近畿圏の25?34歳の男女1260人(男性630人、女性630人)。調査時期は、2005年12月。

ちょっと強引な展開でしたが、南大沢は住環境が良いという点はわかっていただけたと思います。

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コメント

ガルブレイスの述べる「ゆたかな社会」は、アイロニーです。「大量生産=大量消費社会」を維持するために、人々は広告に踊らされて消費(依存効果)という)いるだけで、実質的になにも豊かさのない社会という意味です。ベルコリーヌの住民を依存効果に踊らされた人々という意味での引用しているのでしょうか。

杭に問題

多摩さま、仮移転さま

杭に問題が見つかり、現在増し杭を打っているようです。騒音で近隣にご迷惑かと思い、住民として恐縮します。

私はすでに仮移転6年です。最上階であったため、もっとも初期の移転でした。さすがに長すぎる仮移転で家族が精神的に参っています。

ここで老後を過ごしたいと移り住んだ方は1日も早く戻りたいと思っているようですし、そのような声をよく聞きます。

機構としては、慎重を期して工事を進めているようで、現時点で当初予定の竣工も怪しいようです。

多摩さんへ

取り壊し後 杭に問題が見つかり増杭のためにクレーンが増えたみたいです。
私たちは30代ですが 子供の事も考え 幼稚園も小学校も近いあのサントク前のベルコリーヌを購入しましたが 仮移転も3年が過ぎました。購入時に生後3ヶ月だった娘はもう3歳9ヶ月。
空しく時間が流れて行きます。
でも仮移転も半分は過ぎた!と自分に言い聞かせて完成を待ち望んでる日々です(;_;)

そうですか?

私は定年前にこちらに越してきました。家内、娘には不評ですが、こちらに越してよかったのか悪かったのかよくわかりません。老後に便利さを取るか自然環境をとるか、意見の分かれるところです。今日は里山散策を部ログで書きました。

ブログ友達からはすばらしい環境で羨ましいといわれています。

ベルコリーヌにお住まいの人のことを考えると気持ちが複雑です。最近クレーンの数が増えてきたようですね。わがマンションから見えます。

いつも

興味深く拝見させて頂いてます。
サントク前の建て直しベルコリーヌ住人の一人です。サントクに行くたびに 我が家を見ては ため息ばかり出ています。
早く元の街に戻ってほしいものですね。
私も一日も早く仮移転を終えて自宅に戻りたいです。

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