スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

市民活動に対する助成金 

今日は散歩がてら、子供を連れて南大沢から多摩境まで散歩してきました。子供の目的は最近多摩境のアクロス・ショッピングセンター内のスーパーアルプスが移設後にオープンしたアメイジングワールド(別途写真で紹介)でしたが、廃プラ施設予定地近くの小山が丘の住宅地や駅前を見てきました。IMGP0021.jpg
小山が丘3丁目付近

駅前の至近距離ながら公園もあり、また小山内裏公園からもアメイジングワールドの裏手からすぐの距離であり、商業地区、住宅地、自然が同居して住み易い環境だと思いました。
IMGP0025.jpg
多摩境駅前の温泉付きマンション

さて、昨日紹介した「廃プラ処理問題市民運動」は、市民のボランティアによる活動のため、資金も参加者の寄付でまかなわれます。配布のビラ作成や調査・運動のための交通費等、かなりの出費がか予想されます。集会の当日も寄付の袋が会場に回ってきて、おそらく100人の出席者で10万近く集まったのではないかと思います。どんな活動にも財政的基盤は必要です。
そこで、今回の話は下記の資料にある市民活動助成金の募集を偶然、南大沢図書館で見つけましたので、少し紹介します。
IMGP0017.jpg
南大沢図書館

つづく

続きを読む

スポンサーサイト

いよいよ始動、廃プラ処理問題市民運動 

昨日の10月29日(土)の午後6時に、南大沢駅前のフレスコビル2階で、主に町田市、八王子市、相模原市の市民が集まって、廃プラ処理問題反対の組織作りを行いました。23日の町田市主催の廃プラ処理施設建設の説明会で意見を述べていた人たちが中心となって、下準備をされたようで、当日議題となる項目が網羅された資料が出席者に配布されました。
最初100部準備した資料はすぐに不足して、また会場はいっぱいになり、補助席を出して、さらに最前席は床に座るほどの予想を超える参加人数となりました。

続きは「続きを読む」で紹介しています。1029shimin.jpg

続きを読む

廃プラ処理施設建設予定地に行ってきました 

朝日新聞(多摩版)に廃プラ処理施設建設計画と住民の反対運動に関する記事が掲載されていました。新聞記事には珍しく今までの経緯も含めて詳細に説明されいます。
Asahi051027S.jpg
WEB版
asahi_news.jpg

記事はどちらの立場もなく、裏を取って正確に書かれています。23日の町田市の説明会時の写真も参加者の顔が特定できないような角度で撮られています。さすがプロの記事は違います(皮肉ではありません)。
記事は、これまでの経緯を簡潔にまとめられていますので、他の人たちにこの件を知らせるには、適切な情報と思います。

さて、今日は廃プラ処理施設建設予定地を見に、会社の帰りに多摩境駅で下車して見にに行ってきました。夜間のため、工場地の前景の写真は撮れませんでしたが、既に立てられていた看板の撮影はできました。

都の分譲地として、E-7区画として区画図が掲載されていました。
IMGP0925.jpg



その右横に株式会社佐久間が事業者の責任者として、「開発等の構想のお知らせ」が掲示されていました。
IMGP0931.jpg


予定地はオートセブンの真横にあたり、その横はまちだテクノパークでいくつかの企業のオフィスが入っています。バス停の目の前で、正面はカインズホームです。
IMGP0933.jpg


多摩境駅から500mほどの距離でしょうか、この場所からは都立小山内裏公園が工場予定地の後ろ手にあるため、四季の丘の住宅地は見えません。直線距離としては100mはないとのことですが、ちょうど公園内の戦車通りが2つの場所の境界線になっています。
帰りがけ気になったのが、洋服の青山を経て200mほど駅側のマクドナルドの付近あたりからは、マンションがあり、そこから住宅地につながってなっていることです。多摩境道路を走る風と一緒に処理施設の排気が直撃する位置ではないかと思いました。IMGP0940.jpg

廃プラスチック施設問題の立地場所比較 

当BLOGにもコメントを残していただいたnakさまが、多摩ニュータウン住宅地区に隣接する町田市小山ケ丘に廃プラスチック圧縮施設を建設する問題で、日本各地の施設の場所を比較した資料「町田市、八王子市 廃プラスチック施設問題」を作成されました。
よくできた資料なので、本問題に関心ある多くの方に見ていただきたく、本人の了解を得てここで紹介させていただくことになりました。

最初に廃プラ処理施設の建設予定地を、町田市が配布した資料から紹介します。北には、八王子市の四季の丘の住宅地が隣接しています。500メートル圏内には、南大沢の団地や南大沢小学校があり、1km圏内には南大沢中学校、柏木小学校、宮上小学校、宮上中学校があります。さらに建設予定地に接する多摩境ショッピング通りはオートウェーブ、正面はカインズホームセンター、その横はコストコ、スポーツのXEBIO、ベイビーザラスと大型店が集中しています。さらに、北に1km少しの距離にベルコリーヌ南大沢の住宅地、イトーヨーカドー、ラ・フェット多摩などの駅前商業施設があります。

町田市側では、住宅地のほか、小山小学校、小山ヶ丘小学校も1km圏内で、幼稚園や保育園も当然あります。
予定地から500m圏内の多摩境の駅周辺には大型マンションが点在し、スーパーアルプスや高校もあります。

相模原方面に行くと、いこいの湯の温泉施設や上妻病院もあります。
map.jpg
クリックで拡大

「廃プラスチック施設問題の立地場所比較記事」は続きで紹介しております。

続きを読む

株式会社佐久間と東京都間で保有地売却の契約締結 

南大沢のBBSとして最も読まれ、書き込みがされている「みなみおおさわご芳名録!」から得た情報によると、廃プラ処理施設建設予定地である東京都の保有地は株式会社佐久間と都のあいだで売却契約が締結され、本日(26日)、先の町田市の説明会での予告どおり、佐久間から残金の支払いが行われたとのことです。

都からは、「事業用地利用に関して制限を付ける事は出来ない。事業主体は町田市である」という回答だったそうです。「佐久間に対しては地域住民の合意を得るようお願いする。」と付け加えたようですが、これは逆説的に見れば、都からはこの事業の中止を強要することもできないし、そのつもりもないということでしょう。

謂わば、こうなることは町田市の清掃事業部が最初からわかっていたことでしょうし、市の「町田市住みよい街づくり条例」である“事業者は近接50m以内の市の住民に説明する義務がある”を逆手に取り、町田市の住民がいない準工業地を敢えて選んだのは明白です。しかし、そこは50m先に八王子市の閑静な住宅地四季の丘、四季彩の丘があるわけで、町田市の住民ではないから説明責任がないという理屈なのでしょうか?八王子市の環境部は、市民からの知らせで初めてこの件を知り、町田市に10月17日に「町田市自らが近隣住民に対して積極的に情報提供及び説明を行い理解を得ることが必要であり、八王子市民に対しても安全・安心を確保するため、積極的に対応するように」と強く要望しています。その回答はまだないようですが、都から、八王子市から、そして近隣の多くの住民から反対が起こっている状況下、果たして杉並病の恐れがある廃プラ処理施設建設を強行するのでしょうか?


都立小山内裏公園の自然に囲まれた南大沢から多摩境にかけての地域
sikinooka.jpg
クリックで拡大

廃プラスティック処理請負の株式会社佐久間について 

明日の26日には都より株式会社佐久間(以下佐久間)へ、プラスチック廃棄物圧縮処理施設の土地の引渡しが行われると思います。10月23日に小山市民センターにおける町田市主催の説明会(注:参加者の抗議により"懇談会"に名称を変更。ただし紛らわしいのでここでは説明会に統一します)では、佐久間の社長が述べていたように「粛々と進めます」ということなので、住民の反対運動だけでは、佐久間への土地の引渡しを止めるのは困難だと思われます。
PIC_0071.jpg
町田市主催の説明会における社長の回答時を撮影

佐久間としては、利益を追求する企業の論理として、土地を取得して処理施設を建設するのは当然の結論でしょう。しかし、もしこの施設に問題が生じ、近隣住民の健康を害し、被害者に対する補償問題が起きたとき、果たして佐久間に補償能力があるかどうか気になりましたので少し調べました。
興味深いことに先週まで掲載されていたWEBページは今日確認した限り削除されていました。確認してもらうため敢えてURLを掲載します。
http://www.e-sakuma.jp/enkaku.htm
http://www.e-sakuma.jp/gaiyou.htm

そこで、ネットを駆使して何とかテキストデータのみ入手しました。
まず、会社概要です。ちょっと古いデータです。2年前の時点で110名の従業員、売り上げ10億円弱なので、2年後の今日現在を考えても決して大企業ではなく、地方の中小企業だと推測できます。

 会社概要
会社名 株 式 会 社 佐 久 間
設立 1976年(昭和51年)11月
代表者名 代表取締役  南 浩
本社所在地〒263?0001 千葉市稲毛区長沼原町716?2
TEL 043―257?1881
  注:連絡先は下記となります。
  千葉市稲毛区長沼原町716-2 電話043?420?6501

資本金 4,000万円
決算月9月

売上総利益第24期  735百万円
第25期     789百万円
第26期     952百万円

役員名代表取締役     南   浩
取締役            安  信子
取締役            伴流 昌晴
取締役            南  明錫
取締役            南  仁宣
監査役            鈴木 徳治

従業員数
110名(平成15年1月現在)
事業内容― 古紙再生処理業務
― 容器包装リサイクル法による収集、受託及び再生処理業務
― 重要機密書類処理業務
― ペットボトルフレーク生産、その他紙製容器包装選別再商品化業務
― 前各号に付帯する一切の業務

取扱品目一般古紙、重要機密書類、オフィス古紙、ミックスペーパー、難古紙、瓶、缶、ペットボトル、廃プラスチック、紙製容器包装 ※基本は一般廃棄物対象

長くなるので、続きで会社沿革他を紹介します。


続きを読む

10月23日の小山市民センターにおける説明会 

午後7時開催に予定されていた町田市主催の廃プラスティック処理施設の説明会は、過去2度の建設断念の轍を踏まないようにしたのか、案内を最小限の地区のごく一部の人にしか知らせていませんでした。しかし、口コミ、インターネットを経由して、ここ1週間に町田市の小山地区だけでなく、南大沢を中心に八王子市、多摩市、相模原市の住民が終結しました。
最初は整理券を配布して入場制限をしようとしたようですが、参加者の抗議もあり、入場制限を撤廃し、6時30分の時点で用意された席は満席。開始後は30分ほどで会場からあふれるほどに増えていました。参加人数は1000人を超えていたと思います。

setsumeikai_bokashi.jpg
小山市民センター会場内

町田市が用意した説明ファイルは、お世辞にも参加者が期待しているような内容ではなく、圧縮施設の安全をうたうパンフレットの域を出ていません。
町田市側は司会者を立てて、なんとか説明を進行させようとしましたが、野次と怒号の中説明はおろか、住民側が疑問点をマイクを奪って発言する場となってしまいました。また、説明会ではなく「懇談会」という名称に変更要求が住民より出され、市側がそれを受け入れたため、懇談会という名称で会は進行していきました。
PIC_0064.jpg


今回の結果だけを見れば、町田市も?佐久間も26日の引渡しは実行するということだけが判明し、現時点ではなんの問題解決にはなっていません。しかし、最後に町田市の市議会委員の2名(新井議員と佐藤議員)が登場して、たとえこの廃プラスチック処理施設の計画が進んでも、36名の市議会議員の半数(18名-注:そのうち1名は議長)がこの予算案の反対に回れば、事実上施設の継続が無理だという発言があり、少なからず救いが見えたような気がします。
この会の詳細はこちらで写真を交えて紹介しました。

なお、町田市は、「都市環境常任委員会」を開催し、 本件に関し報告がなされます。公聴可能のようです。詳細は町田市のHPで確認ください。
日時 平成17年10月31日(月)午前10時
場所 町田市議会 第1委員会室(市役所5F)
議題 1.特定事件 清掃政策について
行政報告 容器包装プラスチックの処理業務について

プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対運動5 

<C>今後の課題
現在、四季の丘の住民の方々が中心になっている運動をほかの地域に広げ、各地で団地や職場や学校を単位として「運動の支部」を立ち上げ、町田市民と八王子市民が連帯してこの問題に取り組む組織を早急に作り上げる必要があります。そのために何よりもまず、この問題をあらゆる場所で、お知り合いの方と共有してください。現在なかには、これが「直近の四季の丘の住民の問題なのだから、もちろん同情はするので署名ぐらいはするけれど・・・」とお考えの方がおられるかもしれませんが、とんでもない間違いです。
 すでに述べましたように、処理施設工場から出る毒性化学物質は数キロ四方に広がります。住民、働く人、子ども、スポーツをする人、ペット、動植物、町田と多摩ニュータウンに関係するあらゆる生物が影響を受けます。「自分だけは・・・」と考えていま何もしなければ、後で必ず後悔します。そして何より、すべての原因であるプラスチックゴミは住民である私たち自身が廃棄したものなのです。その点だけでも私たち自身に責任があるのではないでしょうか?
 そしておそらく一番大事なことは、自分たちの暮らす環境と子どもたち、孫たち、将来生まれてくる者たちに責任を負っているのは、私たち自身だということです。いま行動すべきなのは、私たち一人ひとり以外にありません。どうかご自身に無理のない可能な範囲で、みなさんが行動してくださることを願ってやみません。一緒に頑張ってまいりましょう。
madness.gif

プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対運動4 

(3)今後の対応策
<A>10月23日の「説明会」
まず10月23日(日)の午後7時より9時まで、町田市小山センターホール(定員300名、小山町2507?1、電話042?798?1927)で、町田市主催による「説明会」が予定されており、これがひとつの山場となります。おそらく町田市としては「説明会」を「成功裡に成立」させることで規定事実を作り、一気に建設へと進みたい考えでしょう。また町田市民からの「通報」として、当日は町田市の計画に「賛同」する住民が動員され、会場受付に「若い者」が配備されて、八王子の市民を入場させない準備がなされているとの情報もあります。実際に当日どのようなことが起きるかは予断を許しませんが、私たちが皆さんにお願いしたいのは以下のことです。

(a)これからの2日間、電話やメイル、口コミを駆使していただき、なるべく多くの方を誘い合わせて、家族連れで友人とともに、会場に来てください。たとえ町田市側が入場を排除しようとする行為に出ても、300人を越える人数で圧倒すれば、めったなことはできないはずです。その際、開始時間の7時に遅れないようにお願いします、主催者側が遅刻者は入場させないことが考えられます。会場は土足禁止だそうですので、スリッパ、上履きをお忘れなく。
(b)当日の質問や発言はもちろんどなたでも自由にできますが、「ひとり一問、一言」など主催者側からさまざまな制限が課されることが予想されます。そのための対策はすでに有志で練ってありますが、大事なことはこのような住民・市民にとって死活の問題をわずか2時間足らずの「説明会」で済ませてしまおうという町田市の意図を挫くことにあります。たとえ今後どのような協議を進めるにしろ、少なくともあらゆる住民側の疑念が払拭されるまで、計画者側は徹底した「説明責任」があることをはっきりと認知してもらうことが必要です。

<B>10月26日の土地決済予定
建設予定地は現在、都有地で、その(株)佐久間への決済予定日(既に2割の支払いを済ませており、残り8割の代金を支払う)が10月26日に迫っています。土地が事業主である施設建設会社のものになってしまうと、反対運動もいちだんと困難さを増します。ですから今すぐに、東京都にあらゆる手段で要請の訴えをしてください。たとえば文面は、「東京都は近隣住民の健康と福祉を第一に考え、町田市小山ヶ丘に建設予定のプラスチック廃棄物圧縮処理工場の事業主である(株)佐久間への土地売却をしないでください。10月26日に予定されている土地引渡し、移転登記を私たちの疑念が払拭されるまで延期してくださるようお願いします」といったものでも十分ですし、もちろんご自身のご意見を加えていただいてかまいません。

あて先は、メール: 東京都都市整備局総務部総務課 
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/
石原慎太郎東京都知事 http://www.metro.tokyo.jp/ 
から「都民の声」へ
FAX: 03?5388?1233
電話: 03?5321?1111
手紙: 163?8001 新宿区西新宿2?8?1 
    東京都庁内東京都都市整備局長あて

プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対運動3 

(2)今回の問題の経緯
今回の計画が発覚したのは、9月21日に町田側の住民から、建設予定地の真裏に当たる四季の丘の住民に通報が入ったことによります。予定地は町田市と八王子市の市境界にあり、町田市としては南風によって直接の被害が及ぶ八王子市の住民がこの計画を察知することをなるべく避けようとしていたことが大いに疑われます。現地の町田側は多くのショッピングセンターが並ぶ地域で、一般住民の在住は少ないのですが、対して八王子市側は南大沢の集住地域の中核であり、周辺には多くの学校、大学などがある文教地区でもあります。もともとこの計画は、町田市の小山田と南町田で住民の反対により挫折した計画なのですが、それを今度はこともあろうに、町田市民には「あまり被害が及ばないように見える」市境に建設し、実際の被害を蒙ることになる八王子市民は蚊帳の外に置こうとする町田市の意図が見え隠れしていると言わざるを得ません。
 その後、9月28日に小山市民センターにおいて、町田市から建設を全面委託されている佐久間株式会社と鵜沢建設による「説明会」が開かれましたが、出席した多くの住民が計画の進め方や手続き自体に不信を表明し、説明会自体が不成立になりました。この間、四季の丘自治会を中心として、建設計画に対する反対運動の母体である「小山ヶ丘廃プラ問題対策連絡協議会」が結成され、住民集会の開催や東京都知事・町田市長・八王子市長に宛てた署名運動などが展開されてきました。
oyama.gif

プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対運動2 

(1)プラスチック廃棄物圧縮処理施設とは?
私たちが毎日、大量に消費し捨てているペットボトルやプラスチック容器などが大部分を占める「不燃ごみ」を、強圧で押し付け、容積を減らしてコンテナに押し込めて運びやすくする施設です。その過程で化学反応が起き、中枢神経毒性物質トルエンジイソシアネート、有機シアン化合物など多くの毒性物質が発生し、大気中に放出されます。その結果、近隣住民に「化学物質による性ホルモン異常(人体に取り込まれた化学物質が擬似的にホルモンの役割を演じてしまうことによって起きる障害)」が起き、頭痛、吐き気、皮膚のかぶれ、筋肉痛、慢性疲労、そしてひどい場合は突然死にいたることもあります。また長期的には生殖機能や子孫に及ぼす影響も甚大であることが予想されます。
この症例として有名なのが、いわゆる「杉並病」です。これは1996年に稼動し始めた杉並区井草にある都の不燃ごみ中間処理施設「杉並中継所」の周辺住民が健康被害を訴えているもので、いまだ解決のめどは立っておらず、被害者が続出しています。排出された目に見えない毒性化学物質は風に乗って飛散しますので、必ずしも処理施設に一番近い住民が大きな被害を受けるとは限りません。排気塔の高さ、風向きなどによって、少なくとも周辺数キロ四方は直接の影響を蒙ると考えられますので、今回町田市小山町(カインズホームの向かい)に建設が計画されています「町田市プラスチック廃棄物圧縮処理施設」の場合は、町田市はもとより、多摩ニュータウン全体に影響を及ぼす恐れがあります。

shori_image.jpg

施設のイメージ図

プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対運動1 

八王子市側で「プラスチック廃棄物圧縮処理施設の反対」で運動されている方からのメールの転載です。

みなさま

現在、南大沢を中心として関心が高まりつつある「町田市プラスチック廃棄物圧縮処理施設建設問題」について、皆様のご協力をぜひ仰ぎたくメイルしております。まずは近隣在住・在勤の方々をはじめ、なるべく多くの方々にこの問題を考えていただくために、私たちがこのことを話題にしたり広めようというときに最低限知っておくと役に立つのではないかという情報を以下に整理いたしましたので、皆さんがそれぞれの場でご自由に活用していただければ幸いです。さまざまな資料を参考にさせていただきましたが、文責は本橋哲也(八王子市南大沢3?14在住、東京都立大学勤務)にあります。なおこの小文の目的は、あくまで基礎的なことを知っていただき、皆さんがご家庭や職場や趣味のおつきあいのなかで話題にしていただくきっかけを作ることですので、記述は簡明を心がけ、専門的な議論には立ち入っておりません。この問題に関するより詳細な知識については、たとえば
www.suginamibyo.comなどをご覧ください。また、この文章の転送・転載は大歓迎です。

以下、
(1)プラスチック廃棄物圧縮処理施設とは?
(2)今回の問題の経緯
(3)今後の対応策
の3点に整理して記述させていただきます。

廃プラスティック処理施設に対する町田市の回答 

町田市の清掃総務課に問い合わせを行いました。以下はその報告の抜粋です。(2005年10月20日)

問い:10月26日に建設予定地(小山ケ丘2丁目2?6)が建設業者である?佐久間に引渡しされるが、事実か?
回答:26日に決済が行われ業者に土地の引渡しが行われることは事実である。
土地が引き渡されたからといってすぐ施設が設立されるわけではなく様々な認可が必要であるが町田市としては建設したいという強い意向である。

問い:施設でおこなわれる処理工程は問題となった杉並区の施設と同じか?
回答:建設予定の施設ではプラスチックを圧縮(上下左右から)し、それを処理場に運ぶ中間施設である。工程としては同じだが杉並病が発生したときの運営や施設管理が全く異なる。

問い:杉並病の発生原因について(工場等の調整委員会の裁定)はどうか?
回答:施設にはプラスチック容器の中に残っている液体を一時的に貯めておく槽がある。プラスチックの中には残留物として洗剤とかパイプマンのような塩素系の液体も混入しており、さらに杉並の施設では貯留槽が大きすぎたため槽の中で硫化水素が発生した。また、その液体を下水に一気に流したため住宅の配水管などに逆流したり、気化したものが大気中に出たりして杉並病が発生したと考えられる。   

問い:杉並区の処理施設のその後どのように改善されたか?
回答:貯留層を縮小し硫化水素が発生しないように対処した。また、排気口にも活性炭フィルターを設置し外気に影響がでないようにした。その後大気中の硫化水素については継続的に測定しているが測定値は基準値以下である。

問い:施設改善後の杉並病の発生状況は?
回答:杉並病は杉並区に施設が設立され稼動し始めたH8年4月?8月に多発したが、H9年3?4月に施設が改善され、その後は発生していない。

問い:町田市の施設に対する対策はどうか?
回答:杉並区では硫化水素の発生するような危険物も普通のプラスチックと一緒に集めて処理していたが町田市ではこれらは分別して万が一入り込んだ場合でも手作業でそれらを取り除いたものだけを圧縮処理する。また工程はすべて室内で行い活性炭処理を徹底し外気に影響が出ないようにする。

い:近隣の八王子市民への説明会を開くか?
回答:今回の説明会は小山町内会の要請で設けた説明会で、センターの中には300人ほどしか入れない。要請があれば、11月上旬に八王子住民にも説明会を行いたい。プラスチックのリサイクル化は現代社会に不可欠なものである。町田市施設は安全なものであることを説明会で聞いていただき皆さんに理解していただきたい。

なお、町田市は以上のように安全性を力説していますが、2000年1月、最初に候補地になった「町田リサイクル文化センター」での建設計画に対する周辺の自治会・町内会役員を対象とした説明会では、危険性を認める発言をしています。http://www5a.biglobe.ne.jp/~yanaka/jyuuminn.htm

町田市の廃プラスチック処理工場建設反対運動 

前回の記事、町田市の「廃プラスチック処理工場」建設計画は、その後の調べと地元からの情報提供によりかなり緊急性のある問題であることが判明してきました。

この施設については、化学物質過敏症(いわゆる「杉並病」)の危険があるとして、町田市民だけでなく、南大沢の住民のあいだでもここ1週間の間に急速に反対運動が起こっております。10月21日現在確認したところ、町田市で約7000、八王子市で5000の建設反対の署名が集まっています。

今回の建設計画は、過去に2度町田市が住民の反対にあい施設建設が頓挫した場合と状況が異なります。3度目が頓挫しないように、用意周到に、しかも近隣には最低限の情報開示で臨んだ計画性が見え隠れします。

以下のことから、町田市がかなり強硬に工場建設を推進している様子が伺われます。
suginami01.jpg

杉並区井草の廃プラスチック処理工場

1. 町田市の条例で決められている「住みよい街づくり条例」に従い、説明会を開くが、条例では説明対象を50m以内に土地を持つ住民としており、建設予定地は準工業地帯で住民はいない。23日の説明会は近隣の町田市住民の要請で開かれるものである。

2. すでに建設予定地を?佐久間に譲渡すべく、佐久間は2割の手付金を町田市に支払っている。26日に佐久間が残り8割の手付金を支払い、土地の引渡しを行われると、建設予定地は佐久間の所有地となり、法的に建設を中止にさせるのはかなり困難となる。

3. 八王子の住民への説明会を開催すると町田市は言っているが、26日の引渡しの後では、建設を前提とする説明会であり、住民の声を聞く場ではない。

4. 町田市は次ページの問答のように、杉並病などの影響は出ないと回答しているが、安全が証明されているわけではない。また、この工場建設により、近隣の土地、住宅の資産価値が目減りする恐れがある。実際、最近工場予定地の近接住宅地では、売買途中の中古住宅が、工場建設の件が出てからキャンセルとなった。


廃プラスチック処理工場は安全か? 

不燃物を圧縮処理する杉並区の処理施設が、いわゆる杉並病の原因と見られているからといって、今回の町田市の廃プラスチック処理工場が危険であるという証明はされていない。逆説的に言えば、安全だあるという証明もされていない。
ごみの処理施設が、自宅から1km以内にあるのは、たとえ行政側が安全であると強調しても、精神的には不安であるし、体によいことは絶対にありえない。
DSC02404.jpg

建設予定地はコストコの前方
DSC02411.jpg



行政側も建設に当たり手をこまねいているわけでなく、町田市環境部職員によるサイトで安全性を解説している。下記抜粋

○ 杉並中継基地と容器包装プラスチック中間処理施設の違い

 さて、東京都23区内の不燃物を圧縮処理する杉並の中継基地と、町田市の容器包装プラスチックの中間処理施設の違いについて整理したい。町田市にも、清掃工場内に不燃物をゴミ集積所より収集して処理する施設がある。不燃物には、次のような物質が含まれていることから、これに携わる職員の健康管理に最大の配慮をしている。また、施設についても周辺への環境配慮を行っている。現在、さらなる改善を求めている。

 ・ 数々の揮発性物質(紛れ込むスプレー缶・化粧品ビン類等)

 ・ 電機製品等に含まれる有害物質

 ・ 様々な化合物質

 ・ 各種プラスチック類

 ・ 各種金属(重金属も紛れ込む。)

 ・ 医薬品類・等々

 これらを一緒に処理する場合、その存在そのものが有害である揮発性物質が含まれ、また、処理過程で新たな有害揮発性物質を生じることは、現場で働く私と仲間の体感である。

 杉並の不燃物中間処理施設は、まさに、この例と言える。さらに、汚水を貯蔵して有害物質を培養し流したことが複合して、杉並病の原因物資を発生させたであろうと確信している。昨年出された、杉並病に関する判例は、このことを疫学的に立証しており、電磁波等の公害に大きな関心を持つ私としては、高い評価をしている。

 一方、町田市が提案した容器包装プラスチックの中間処理施設は、種類において、その一部である容器包装プラスチック類を収集圧縮する施設である。このことから、前回のレポートでは、違う土俵の議論であると説明させていただいた。この違いを無視して、あたかも同一の施設であると誤解させる運動の方向性には、大きな疑問を持っている。
-------------------------------------------------------------

仮に杉並区の処理工場と同等な施設でない「容器包装プラスチック類を収集圧縮する施設」としても、これが近隣住民の健康に害を及ぼさないという証明はなされていない。
住民として、注意深く見守っていく必要性を感じている。

町田市の廃プラスチック処理工場建設計画の問題 

町田市が、廃プラスチック処理工場建設計画の説明会をひらくという情報が1週間ほど前に入ってから、ベルコリーヌ地区は大騒ぎです。
町田市といっても、町田市の北東のはずれで、近隣の住宅地は、町田より八王子の四季の丘、南大沢近隣団地、そして相模原市の多摩境近隣です。場所が多摩境通りの準工業地区で、この地区は最近コストコやカインズホームが開店して、週末の渋滞名所となっています。
通り沿いに住宅地は少なく、通りの奥にある小山内裏公園の戦車通りの裏側が四季の丘の閑静な住宅地になり、ベルコリーヌや南大沢駅はここから直線距離から1?1.5kmしかありません。

この処理工場、そもそもの問題が起こった発端が、同様な処理工場が杉並区の井草近辺で建設されたあと、化学物質過敏症(いわゆる「杉並病」)が、近隣6km以内に起きたからです。
当初町田市は、町田リサイクル文化センター敷地内に「廃プラスチック中間処理施設」の建設を計画したのですが、地元住民の理解を得られずに断念。次に南町田の準工業地域に建設を計画(2001年)し、業者の公募を行ったものの、ここでも地元の反対で中止に追いやれました。3度目の正直か、今回は町田市の住民の少ない多摩境のショッピング通り(小山ケ丘2?6)を選んで、近隣の住民である八王子市には知らせず強引に業者のみによる説明会を9月28日、小山市民センターで開催しようとしました。周辺住民が多数集まり、会場が満杯なりましたが、行政側の出席がない説明会は説明会としては認められないと参加者から抗議出て、工事を請け負う主催者である株式会社佐久間(千葉県の建設業者)の取締役が、「本日の説明会は不成立とさせていただきます。」と述べ、お開きとなりました。行政側のお粗末な対応で、却って反対運動に火をつける結果に終わっています。そこで、今回は行政側も出席する2回目の説明会が行われます。
1回目は町田市、相模原市の住民が多かったようですが、次回は南大沢近隣の八王子市民も多数出席する模様です。

日時:10月23日(日)午後7時から午後9時(上履きをご持参ください)
会場:町田市小山市民センターホール(下記地図参照) 
住所:町田市小山町2507?1  電話042?798?1927
アクセス:「橋本駅」―「町田バスセンター」のバスで「片所」下車。多摩境駅からは1.6kmの距離です。ホール近くには多少の駐車場があります。
MAP.gif

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。